電話占いデスティニー 所属占い師のコラムを紹介

仕切り

占い師コラム

所属占い師のコラムをお届け

蛇の道は蛇に聞くべし!恋愛相手との仲を一歩深める型破りな方法

コラム執筆序彗先生
掲載日時2019/06/24
コラムのテーマ恋愛パートナーとの仲を一歩深めるには

こんにちは。序彗(じょすい)です。
突然ですが、皆さんご自身の手をご覧下さい。人差し指と薬指、どちらが長いですか?
私は薬指のほうが長いです。

実は、人差し指と薬指の長さは、胎児の時に浴びたホルモンが関係していると言われています。
薬指のほうが長い場合、男性ホルモンを多く浴びていたため、女性であっても「男脳」の持ち主というわけです。
男性で男性脳を持っている(80〜85%)、男性で女性脳(15〜20%)。女性で女性脳持(90%)、女性で男性脳(10%)くらいだと言われています。
「序彗先生の鑑定はサバサバしている」とよく言われますが、これも「男脳」由縁かもしれません。

私の友人は、男性、あるいはトランスジェンダーの占い師やカウンセラー、治療家やヒーラーが多い上に、何人かいる占いの師匠、東洋医学の師匠も全て男性です。
このように、割と男性の話を聞きやすい立場にあった私は「蛇の道は蛇に聞け!」つまり「オトコのことはオトコに聞け」ということで、長期にわたってリサーチを続け、性差についての文献を読みあさってきました。
私自身も「相手の思考回路が全く読めない」という悩みがあったからです。

それに加えて長年にわたる自分の鑑定例を分析してみると、相談者が良かれと思ってやっていたことが、実は逆効果であったりすることが分かってきました。
そして、ちょっとお恥ずかしいのですが、私自身も昔は間違ったことをやっていたことがあります。「男脳」の持ちと言えど、恋愛においては失敗することがあるのです。


パターン:その1
「彼が仕事や家族の事情など、自分ではどうにもならない問題を抱えている時に、結婚について問いただした、あるいは私と仕事のどちらが大事なのか迫り、曖昧な関係にケリをつけようとして、あるいは彼を試そうとして(彼が止めてくれると期待して)別れを切り出して彼がそれをそのまま承諾してしまった。」

パターン:その2
「彼の部屋に自分のものではない女物のグッズがあったので、聞いてみたら、彼がキレて一方的に別れを告げられた」


こういう相談が数人続いたことがあったので、覚えているのですが、当時の鑑定メモをみると、彼女達には、ある共通点があったのです。

さて「恋愛相手との仲を一歩深める型破りな方法」をお教えしましょう。


恋愛相手との仲を一歩深める型破りな方法

まず、一つ目です。 恋愛相手との仲が今一つ進展しない、何だか無風状態に気が焦るような時。
毎日LINEのやり取りをして、週末はどちらかの部屋で一緒に過ごすのに、男女の仲にはならない。
一体相手(多くは彼)は、何を考えているのだろう?心配になってきてなんだかモヤモヤする。

こういう時に、大切なことがあります。
それは、女性の場合「同性の友人や同僚、先輩には『現在進行中の恋愛』の相談はしないこと」です。
心理学的な細かい話は避けますが、相談される側は、無意識のうちに「良かれと思って」と、「無意識のうちに」あなたにダメージを与えてくるのです。
私のクライアント(相談者)は、職場の先輩や同僚に自分の恋愛相談をしていたそうですが、人によって違うことを言うので、混乱してしまいました。また、心配してくれているフリをして「彼とどうなった?」というように、しょっちゅう聞いてくるというのです。

私はクライアントに「先輩や同僚には今後一切相談しないこと。というのは、人の不幸は蜜の味だから。聞かれても『お陰様で』と、上手く逃げること」と、アドバイスしました。その後は気持ちがブレなくなったそうです。

どうしても誰かに相談したくなったら、そう言うときこそ、占い師の出番です。
ベテランの占い師は「相談者」と「被相談者(相談される側)」の立場になっても「良かれと思って」「あなたのために」というアプローチに陥ることはありませんので、ご安心下さいね。

二つ目。
男性が女性に本気になるプロセスと、女性が本気になるプロセスは、違うということを認識することです。

男性は、性欲(相手の性的魅力)→価値観→感情。女性の場合は、感情→価値観→性欲(性的魅力)となります。
女性にとってはショッキングかもしれませんが、男性からの相談で多いのは「彼女とセックスできるか」ということなのです。
「彼女の自分に対する気持ち」のではないのです。この辺りの男女差を知っておきましょう。

最初に彼から猛アタックしてきて、最初はその気がなかったのに、彼の事が気になってきて、もしかしたら好きかも!と思い始めると、何だか彼の最初の猛アタックぶりはどこに行ったやら??ということをよく聞きますが、これも本気になるプロセスの男女差を考えれば納得が行くのです。
あなたが「何だかこの人好きかも?」と思い始め、気持ちが段々上がってきて「もっと仲を深めたい、進展させたい」と思っている時、彼は「最初の猛アタック」の効果がなかったと思いこみ「やっぱりダメかな」と、テンションが若干下がっていることもあるのです。

しかし、お付き合いをしているのに、「仲は悪くないけれど、今一つ進展しない」という状況もあります。
「それじゃ、私には魅力がないってこと?」と、早まらないでくださいね。
現在は、インターネットの登場で、男性が比較的簡単に、自分の性的なファンタジーを得ることができるようになったのです。
なので、そんなにガツガツしなくなったのも理由の一つですし、断られるのが怖いというのもあるようです。

なので、週末一緒の部屋で過ごしていても、あなたの気持ちを推し量っているので、なかなか次の一歩に進めないのです。あなた自身が「私の気持ちくらい察しろよ」と思っていても「言わなきゃわからない」し、ヘタをすると「言ってもわからない」ので、あなたが「わかりやすすぎる」態度で示さないといけないこともあります。


そして、もう一つ。「彼に尽くさないこと」です。
これも皆さん驚きます。
何故なら、皆、相手のために尽くしているからです。
尽くしてこそ、自分の愛情を証明できると思っているかもしれません。
しかし、世の中には「彼に一生懸命尽くしたのに、他に彼女を作った」とか「彼に尽くしたのに、仲が進展しないし、逆に重いと言われた」という話を聞いたことがありませんか?
先程の「別れを告げられた女性3人」の共通点は「彼に尽くしていた、いや、尽くしすぎていた」ということだったのです。
なお、男性は本来「女性に尽くす」ことで自分の能力を確認し、自信を持つことができます。何でもやってあげることは、彼の能力を発揮することを抑えてしまい、ストレスになります。彼女が尽くしていたら、彼が働かなくなった、ヒモ化したという話は結構聞く話ですよね。

私自身も「尽くさないこと」「面倒見すぎないこと」を試してみましたが、相手の変化は驚くものがありました。何が変わったかというと、相手の私に対する態度や行動です。
相手に変わって欲しいというよりも、自分の行動と考え方を変えることが先決です。


さらにもう一つ。
恋愛相手との仲を一歩深めるには、性別問わず、あなた自身の「自己肯定感」を育てること。
これは、全てのことに当てはまります。
相手を束縛するのも、白か黒か選択を迫るのも、尽くしすぎるのも、実はこの辺りから来ているのです。断られるのが怖いのも、ここからです。
これは、簡単に解決するわけではありません。
しかし「自信がなくて不安」「人が自分のことをどう思っているか気になって不安」という場合、今までの生き方に目を向ける必要があります。
これは子どもの頃の親との関係や、環境も関わってきますが、それは大人になってからでも、変える事ができます。
ただし、ある程度の時間は必要です。


最後に

占いは、フォーチュン・テリング(未来を告げる)というところと、カウンセリング、あるいは開運法のアドバイスという側面も持っています。
結果や相手の気持ちを知っておしまい、ではなく、どうすれば良いのか、というヒントをお伝えすることも可能です。

是非、占い、鑑定を活かして下さいね。