序彗先生のコラム(3回目)

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しなやかで、強い。コロナ後のヒーロー、ヒロインへ

デスティニーをいつもご利用いただきありがとうございます。占い鑑定士の序彗です。

突然ですが、あなたの中に憧れとするヒーロー・ヒロイン像はありますか?

世界的に注目を集める匿名アーティスト・バンクシーが新作で医療従事者をヒーローとして描き話題となりましたが、今回のコラムでは、スーパーパワーがなくとも誰でもヒーロー・ヒロインになれるというお話をしたいと思います。

ポスト・コロナとポスト・アポカリプス

「ポスト・コロナ」という言葉を最近よく耳にします。「コロナの後」という意味です。

私はこの言葉を聞くと「ポスト・アポカリプス」という言葉を連想します。これは「黙示録後」という意味で、大規模な戦争や自然災害、疫病などによって、文明や人類が退廃した後の終末的世界観のことです。

「風の谷のナウシカ」は、戦争による科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた世界が舞台です。「マッドマックス」「進撃の巨人」などもそうですね。終末後の閉塞感がある世界の中で、運命に翻弄されながらも、主人公が生きて行く、という話です。

「智慧と直観力。行動力があって、しなやかで、強い」

これが、主人公に共通するものです。強さ、というのは体力のみではなく、心の強さや、自己肯定感のこと、

しなやか、というのは「柔軟性、適応力」と考えてください。イメージとしては、柳の木です。大木は台風で倒木したり折れたりすることがありますが、柳は細くてもしなやかで柔軟ですから、強い風が吹いても折れたりはしません。

強くて、しなやかな柳を目指したいものです。

智慧と知恵

「智慧(ちえ)」。これは、仏教用語です。「知恵」という言葉と似ていますが、意味が異なります。「知恵」というのは、簡単に言えば「的確に計算する頭の働き」のこと。「智慧」というのは「真実はどうなのかと考える頭の働き」のことを言います。

言い換えると、「知恵」は「損か得か」。「智慧」は「真か偽か」になります。

私はよく「損か得か」とか「正しいか正しくないか」ではなく「好きか嫌いか」で、ものごとを捉えてみてください、と、アドバイスします。

というのは、人間関係で辛くなったりするのは「損か得か」「正しいか正しくないか」という尺度ではかっていることが多いのです。

「好きか嫌いか」(快か不快か、と言っても良いでしょう)というのは、直感的なものであり、物事の真偽にも関わってくるのです。

これからは、溢れる情報に振り回されないように、選択する力、直感力・直感力をつけることが大切だと痛切に感じます。

愚者は経験に学ぶ。賢者は歴史に学ぶ

かつて、日本が戦争をしていた時代、大まかですがこんな人達がいました。

  1. お上の言うことは正しいと信じていた人達
  2. 実は大本営のことは信じていないが、黙って戦争が終わるのを待っていた人達
  3. 政府に対し、抗議活動を起こして、逮捕や迫害されたりした人達

これを、今の時代に当てはめると、こんな感じでしょうか。

  1. テレビや政府の言うことは、全て正しいと思っている人達
  2. テレビや政府の言うこと以外に、真実があると耳を方向ける人達
  3. 表舞台に立って、政府やマスコミ、隠された真実を批判する人達

歴史というのは、何も日本史とか世界史だけではありません。

恋愛で、いつも喧嘩になり別れてしまうパターンにはまっている、いつも付き合う男性がモラハラ化する、年上の男性との不倫を繰り返す、いつもダメ男と付き合うことになる、付き合う男がヒモ化する、いつもメンヘラ女子と付き合うことになる、会社でいつもいじめられる、いつも振られてしまう、同調圧力に悩んでいる、などの繰り返される悩みは、あなたの「経験」のパターンでもあります。

何度も繰り返すのは「経験」がパターン化されているのです。

本人が気づかない「経験のパターン」を読み解き「歴史」をアドバイスするのも、占い師の役目です。

迷ったら、是非ご相談くださいね。

言葉のもつパワーを知る

「言葉は運命のハンドル」。あなたはこの言葉をご存知でしょうか。言葉によって、運命が変わるよ、という意味です。

あなたの口から出る「言葉」は、思っている以上に、あなたの運命を左右するのです。日本には「言霊(ことだま)」という言葉があり、聖書には「はじめに、言葉ありき」と、書かれています。東西問わず、言葉は重要な役割を担っているのです。

ちなみに、「がんばる」という言葉は要注意です。

え?がんばるっていいことじゃないの?と思うかもしれません。ある先生に教えていただいたのですが「がんばります」という言葉には「一生懸命やったけど、できませんでした。でもがんばったんだから、私を非難しないでください」という、無言の言い訳が続くのだそうです。

普段から「がんばる」が、クセになっている人は「一生懸命やったんだから、ダメでも私を非難しないで」という「コトダマ」が宿っていると思い、他の言葉を考えるとか、工夫してみてください。 勿論「私は『頑張る』という言葉が好きなので、今後も使い続けます」というのもアリです。自分の口から出る言葉は、自分に責任があるからです。それを「自己責任」というのです。

もう一つ。「でも」「だって」「どうせ」「大丈夫なの?」という、Dのネガティブな言葉から逃れること。これらの言葉は、あなた自身に強力なブレーキをかけますし、自己肯定感を育てる邪魔をします。口癖になっていたら意識的にやめてみましょう。

そしてもう一つは、あなた自身が使わなくても、これらの言葉を発する友達や母親からの影響です。あなたが何か新しいことをしようとすると「それ、大丈夫なの?」「でも、あぶないんじゃない?」と、心配してくれる人達です。

友達も母親も、あなたを心配して言っているので、勿論悪気はなしです。しかし、それであなたのやる気が失せたり、がっかりしたり、気落ちしたりするのは、良い事ではありません。あなたの自己肯定感を傷つけます。少し距離を置くとか、工夫が必要です(こちらも、ご相談くださいね)。

おわりに

こういう時代、何ができるんだろう、と考えました。

一番簡単なのは「言葉」をコントロールすることです。

言葉を変えると、自分が変わり、周りも変わります。免疫力さえ強化されます。智慧と直観力も追いついてきます。
しなやかで、強いわたしへの一歩です。

自分の中に、しなやかで、強い、ヒーローやヒロインが生まれます。

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